「一条工務店で二世帯住宅を建てるといくらかかるの?」
「一条工務店って高いんでしょ?」
「二世帯住宅だとなおさらだよね?」
一条工務店で二世帯住宅を検討している方も多いと思います。ただ、二世帯住宅は実例が少なく費用の目安を立てづらいですよね。
そこでこの記事では、実際の費用について以下の内容を解説します。
- 我が家の基本情報
- i-smartの坪単価
- 二世帯住宅にかかった費用の内訳
結論いうと、我が家の費用総額は51,108,636円でした(꒪ꇴ꒪〣)
一個人の事例ですが目安にはなるかと思いますのでぜひ読んでみてください^^
我が家が仮契約した時期は2018年です。i-smartの坪単価はだんだん上がっているため、これから契約する人は価格を高めに見積もると良いと思います。
i-smartで二世帯住宅を建てた我が家の基本情報
ハウスメーカー | 一条工務店「i-smart」 |
住宅構造 | 部分共有型の二世帯住宅 |
共有 | 玄関、風呂 |
分離 | キッチン、洗面所、トイレ |
生活人数 | 6~7人暮らし |
住み分け | 1階:妻の両親+祖母 2階:僕たち夫婦+子ども(2人予定) |
延床面積 | 167.98㎡(50.80坪) ・一階:90.87㎡(27.48坪) ・二階:77.11㎡(23.32坪) |
施工面積 | 177.21㎡(53.61坪) |
太陽光パネル | 10.5kW |
4世代が暮らす家となっています
- 「延床面積」と「施行面積」の違いは?
- 延床面積=実際に床のある面積
施工面積=延床面積に加えて、「バルコニー」や「吹き抜け」を足した面積
ちなみに一条工務店の場合、「施行面積」が建物代金に反映されます。
i-smartの坪単価
坪単価は仮契約をした時期に影響されます。我が家は2018年末に仮契約をしたので当時の価格が反映されています。
- 標準仕様の坪単価=63.80万円
- オプション込みでの坪単価=85.53万円
一条工務店の坪単価はおおよそ60~80万円が相場です。ただし、オプションを追加して最終的に100万円/坪を超える方も多くいるようです。
i-smart二世帯住宅の建物費用と内訳
建物にかかった費用は以下の通りです。
i-smart 建物本体 | 33,689,205円 ※親族割引(1.5%off)あり |
建築申請・その他業務 | 591,900円 |
付帯・屋外給排水など工事 | 1,094,700円 |
オプション | 4,810,100円 |
太陽光 | 2,061,000円 |
消費税(8%) | 3,379,752円 |
合計 | 45,626,657円 |
それぞれ詳しく解説していきます。
1.i-smart 建物本体:33,689,205円
我が家では、一条工務店で人気のある「i-smart」で設計しました。
2018年当時、i-smartの坪単価は63.80万円。その金額から親族紹介割引として1.5%値引きされています。
- 建物価格:177.21㎡(53.61坪)×193,004円=34,202,238円
- 割引額:34,202,238円×1.5%=513,033円
- ⇒34,202,238ー513,033=33,689,205円
2.建築申請・その他業務:591,900円
建築申請・その他業務に含まれる内容は以下の通りです。
- 確認申請・長期優良住宅手続き及び諸費用=486,900円
- 適合検査及び諸費用(フラット35/財住金)=50,000円
- 住宅瑕疵担保責任保険法人検査確認書=55,000円
長期優良住宅の申請や、建てる間にトラブルが起こった時の保険のため必要となる費用です。これらの費用は坪単価が大きくなるにつれて、より大きくなります。
3.付帯・屋外給水など工事:1,094,700円
付帯・屋外給水など工事に含まれる内容は以下の通りです。
- 仮設工事=320,000円
- 屋外給水設備工事(一般仕様)=244,900円
- 屋外排水設備工事=290,000円
- 屋外雨水設備工事=239,800円
家を建てるときの水道工事費用になります。建物やその地域の決まりによって費用は影響されますが、約100万円かかります。
4.オプション:4,810,100円
「標準仕様」を宣伝している一条工務店ですが、なんだかんだでオプションは必要になります。
二世帯を理由に追加したオプションは以下の通りです。
二世帯を理由につけたオプション
- 2階のグランドカップボード=14万円
- 2階のスマートキッチン=78万円
- 2階の洗面化粧台=17万円
- 2階の洗濯機用水栓=4万円
- 2階の屋外物干し金物=8千円
- 2階の内用物干し金物=4千円
- 食器洗い乾燥機を深型へ=5万円
- 棚を追加=2万円
- エコキュートグレードアップ=7万円
- 1Fトイレを手洗いカウンターへ=8万
- 浴槽を半身浴型へ=5万
二世帯のためのオプションだけでも137.6万円でした。この他にも、必要なオプション、こだわったオプションなどの追加していったところ500万円近くかかりました。
5.太陽光:2,061,000円
我が家の太陽光発電パネルは10.5kWです。この規模にした理由は主に2つ。
- 10kW以上にすると単価が安くなり、費用対効果が大きいため
- 小さくすると屋根の形がダサくなり、妻に却下されたため
太陽光パネルを10kw以上購入すると1kWあたりの単価を安くしてくれます。
我が家での1年間の売電収入からシミュレーションしたところ、10年以内に元がとれる見込みです!
>>【設置しないと損】一条工務店の太陽光の発電量と売電収入を2年分公開!
6.消費税:3,379,752円
我が家は契約が2018年だったため、消費税は8%で計算されています。
消費税だけで300万越えです。感覚がおかしくなりそうですね(*^-^)ニコ
i-smart二世帯住宅の建物以外の費用と内訳
建物以外にかかった費用は以下の通りです。
解体費 | 2,530,000円 |
外構費 | 2,000,000円※ |
カーテン代 | 200,000円 |
アンテナ代 | 66,000円 |
火災保険料(10年) | 129,595円 |
契約印紙代(追加分含む) | 15,400円 |
設計料+印紙代 | 108,200円 |
設計申請・届出業務 | 6,000円 |
水道申請 | 2,700円 |
登記代 (表題・保存・抵当権) | 195,412円 |
つなぎ融資代 | 228,672円 |
合計 | 5,481,979円 |
我が家では義両親の土地を使用するため、土地代はかかりません。代わりに、解体工事費253万円が追加されています。
二世帯住宅費用の負担割合は?
我が家の費用の負担割合はザックリと「義祖母:親世帯:子世帯=1:5:44」です。内訳は以下の通り。
- 義祖母:1,000,000円
- 親世帯:5,763,000円
(解体費・外構費・1階のカーテン・アンテナ半額分+100万円) - 子世帯:44,345,636円
(その他すべて)
これを見て「はぁ?」となっているのは僕だけではないはず…。
いやぁ揉めましたね、主に心の中で。
でもお金の話になったときには間取りを修正したり、白紙に戻すところまで妻に提案したりと、やれることはやりました。却下されましたけどね。
最終的に、以下のことを踏まえて妥結しました。
- 土地を親世帯が提供している事実
※土地を買ったのは亡くなった義祖父だったというのをあとで知った…。 - 月々の生活費を2万円いただく
- 平日の夕飯を作ってもらう
- 子どもの面倒を積極的に(?)見てもらう
まとめ:建物だけで4000万以上は想定したほうが良い
i-smartで二世帯住宅を建てたところ、以下のような費用となりました。
- 建物にかかった費用=45,626,657円
- 建物以外にかかった費用=5,481,979円
- 合計=51,108,636円
我が家でもこだわった部分はもちろんあるので、もう少し安くすることは可能だと思います。しかし、i-smartで設計するのであれば建物だけでも4,000万円はかかると想定した方が無難です。
もし「少しでも安くしたい!!」という方は以下の記事も参考にしてみてください。
>>【100万円以上お得】一条工務店で安く建てるための6つのポイント
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