一条工務店で家を建てる際に、ウォークインクローゼットを採用するご家庭は多いですよね。実はこのウォークインクローゼット、設計時にハンガーパイプの高さを変えられるって知ってましたか?
我が家のウォークインクローゼットでは、高さを1850mmから2000mmに変更しました!
この記事では、ウォークインクローゼットが気になっている方に向けて以下の内容を解説します。
- ハンガーパイプの高さを2000mmに変更するメリット
- 簡単にハンガー2段構えにする方法
- 我が家の失敗ポイント
打ち合わせでもらう資料には載っていないため、知らない方も多いのではないかなと思います。
一条工務店のウォークインクローゼットについて
標準仕様のハンガーパイプは高さ1850mm
一条工務店i-smartの仕様では、基本の高さは1850mmと記載されています。間取り図で見ると↓のような感じ。
普通に打ち合わせすればこのような図面になりますよね。
我が家のハンガーパイプは高さ2000mm
我が家のクローゼットの高さは2000mmに変更しました。間取り図には「高さ」が記載されるようになります。実物写真はこんな感じ↓。
※衣服収納後の写真は後半で一部紹介しています。
ハンガーパイプの高さを2000mmにするメリット3選
たかが「150mm=15cm」高くしただけでも、使い勝手には大きな違いがあります。そのメリットは以下の3つです。
- ゆとりある「ハンガー2段構え」ができる
- 床に衣装ケースを置いても使いやすい
- 上の空間がデッドスペースになりにくい
順番に解説していきます。
1.ゆとりある「ハンガー2段構え」ができる
僕の洋服はハンガーにかけると縦長80~90cmになります。そのため、1850mmの高さではハンガー2段はギリギリになります。
しかし、ハンガーパイプの高さが2000mmあればゆったりとした配置になるのです!
BEFORE
AFTER
・・・・誤差じゃね?
いえいえ、そんなことはありませんよ^^;
このちょっとの差が大きな差につながるのです!
- クローゼット内の窮屈感が緩和される
- 洋服の間が空くことで換気ができる
- 洋服が床すれすれにならないため汚れにくい
実際の様子がこちら↓
しかもハンガーがたくさんかけられるようになれば、面倒な「洗濯物たたみ」もしなくて済むようになります!
僕は、洗濯物をたたむ作業が大嫌いなのです。
2.床に衣装ケースを置いても使いやすい
ハンガー下の空間が大きければ、衣装ケースも置きやすいです。収納のサイズは各家庭で異なると思いますが、現在我が家が使っているケースは高さ90cm。
2000mmの高さであれば、ゆとりをもって収納できます。
3.上の空間がデッドスペースになりにくい
僕の身長は成人男性の平均より小さく166cmです。背が小さい方ならわかると思いますが、天井近くの天棚はデッドスペースになりやすいもの。
脚立をいちいち出すのも面倒なので、
- しまうとき放り投げてしまう
- 取り出すのが面倒で使わなくなる
なんてこともしばしば…。そのため、高いところの収納は極力小さくするほうが空間がムダにならずに済みます。
今はめったに使わないものを中心に置いています。
【簡単】DIYなしでハンガーパイプを2段にする方法
ネットで検索するとDIYやオプション設計でハンガーパイプを2段にする方も多いようです。しかし実はめちゃくちゃお手軽に2段にすることが可能です。
それは「吊り下げ式ハンガー」を使用すること。
我が家はニトリの吊り下げハンガー(高さ82.7cm×横75cm)を採用しました。一条工務店の設計なら1マスにつき1つあればちょうどいい感じです。DIYする自信はないけど、オプションで数万払うのもちょっと…という方はぜひ真似してみてください^^
※ニトリの吊り下げハンガーは廃番になってしまいました。。いまだったら↓のやつとか使いやすそうです。タテヨコの長さ調節が可能かつ値段もお手頃^^
ウォークインクローゼットの失敗・後悔ポイント
我が家の失敗ポイントは「ロスガードをクローゼット内に置いたこと」です。ただこれは他に置くところがなく仕方のない選択でした。
ロスガードを置いたことで、
- 間取りが歪になって使いにくい
- 収納量が減少
してしまいました。実際に使ってみて思ったのですが、クローゼットは四角形の方が間違いなく使いやすいですね^^;
ただ、先ほど解説しましたが、ハンガーパイプを2000mmにしたのは正解だったなと感じています。良かったらそこだけでも参考にしてもらえればうれしいです。
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