「株で一発逆転!大金持ち!」を目指していたわけでは決して無いですが、「今より少し良い暮らし」を目指し、コツコツ株式投資に取り組んでいました。
ただ、心境の変化があり投資対象を「個別株を除く金融資産」とすることにしました。
今回は、その理由をお話します。
個別株を辞める理由
1.もしも自分が倒れたら、誰も管理できない
「いま仮に、自分が死んでしまったとして、今保有している株式を管理できる人はいるのだろうか?」
そう自問したとき、答えは「No!」でした。
そんな考えをしたきっかけは体調不良です。というのも、2月に2回も風邪を引きました。
しかも30歳を超えたせいか、治すのに1週間近くかかりました。
この先、いつまでも元気とは限りません。
今回はただの風邪でしたが、この先不運にも重篤な病にかかるリスクはあります。
そのときに妻でも管理できる範囲での投資を軸にしたい(主にインデックス投資)と考えるようになりました。
2.老後に引き継げる後継がいないかも
経済的なゆとりを得るためにスタートした投資ではあるものの、将来「子どもたちに少しは残したい」とも考えています。
しかし、子どもや孫が僕と同じように株式投資に興味を持つとは限りません。むしろ興味がない可能性が高いと思います。
「父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え」の著者の娘は、
「お金は大切だと思うけど、一生、お金のことばかり考えたくないわ」
と述べています。それが普通なのかもしれません。
著書ではそんな娘にも分かりやすく理解できるよう、「シンプルな投資」の優位性や根拠を説明されています。
勉強になったのはもちろんなのですが、1番の感想としては、
このまま自分が個別株を売買し続けたとして、子どもに相続させるのは迷惑だろうな…
でした(ごめんなさい)。
ということで、やはりインデックス投資を検討している次第です^^
3.市場平均を上回る可能性は低い
多くのアクティブファンドはインデックスファンドに負けています。
日々、プロが長時間働き、決算資料を読み込んで売買しているのにも関わらず。
「敗者のゲーム」に書かれている資料によると、市場平均を上回るアクティブ投信は長期になるほど減っていることが分かります。
期間 市場平均を上回る投信の比率 1年 35% 10年 25% 25年 10% 50年 5%
それなのに、「僕なら勝てる」という根拠は残念ながらありません。
実際に、過去4年間の投資成績を見ると「惨敗」がふさわしい結果に終わっています(´・ω・`)ショボーン
4.銘柄分析より優先したいものがある
僕はヘタッピなので説得力は無いですが、
- 投資の勉強
- 銘柄分析
- チャート分析
には多くの時間を要するものですし、実際僕も時間を費やしてきました。
僕にとっては楽しい時間なのですが、そればっかりもやっているわけにはいきません。
- 家族との時間
- 子どもと遊ぶ時間
- 自己研鑽の時間
- 軟弱なカラダを鍛え直す時間
を確保するために考えた結果、個別株投資を辞めれば時間を多く確保できると結論づけました。
今後の投資方針
主軸をインデックス投資に
インデックス投資は、どの会社の株価が上がるか下がるかを推測することをやめて、株式市場全体の成長に賭ける投資です。
そのため、市場のタイミングを計る必要がありません。
これならば、自分にもしものことがあっても、「積み立てだけは辞めてはならん。」という遺言を残して逝けます(・ω<) ☆
20%程度は自由資金に
しかしインデックス投資は特段やることがないため、僕の趣味が1つ消滅してしまうことになります。
それはあまりにも(僕が)かわいそうなので、投資資金の20%は自由に使ってよいことにしました。
この20%の範囲であれば、
- 個別株
- ETFや投資信託
- ゴールド
- 仮想通貨
- RIET
なんでも買って良いことにして、数少ない趣味を存続させていきます^^
でも基本的には、ETFやREITを売買します。
まとめ
今回、個別株投資の卒業を表明しました。理由は4つです。
- もしも自分が倒れたら、誰も管理できない
- 老後に引き継げる後継がいない可能性がある
- 市場平均を上回る可能性は低い
- 銘柄分析より優先したいものがある
そして、今後の投資方針は以下のようにしました。
今後の投資方針
- 主軸をインデックス投資に
- 20%程度は自由資金に
そんなに目新しい意見では無いですが、自分の考えをまとめさせていただきました。
手段は変わっても目的は同じ!経済的に一歩でも自由になるためにコツコツ頑張っていきます^^
ではまた。
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